『知っていれば子どもが幸せになること』
公民館だよりで知った
気にならずにはいられなかった講演
聞いてきました。
逆を言えば
『今まで知らなかったために
子どもが不幸になっていたことがあるかもしれない』お話。
まずその言葉に
またグッと掴まれました。
内容は
1.現在の特別支援教育について
2.ディスレクシア(読み書き障がい)について
3.愛着障害について
【1.現在の特別支援教育について】
まず『普通』についてのアンケート。
10種類の質問に
自分に当てはまるか、
当てはまらないか、
どちらとも言えないか
で答える。
その結果、
講演会場内の『普通』を知りました。
その『普通』にぴたっとはまった人は
なんとゼロ人でした。
10番目の質問に
『自分は普通だと思う』に
殆どの人が「当てはまる」と答えたのにです(笑)
では一体『普通』とは何か?
『普通』じゃなきゃ駄目なのか?
考えさせられました。
〜H18年は特殊教育。
(障がい種別の学校や教育)
H18年〜は特別支援教育。
(教室で学級担任が行う)
(特別支援学級⇄交流学級の行き来あり)
特別支援とは
障害がある人ない人関係なく
一人ひとりのニーズに応えた支援。
「誰もが違う」ことを前提とした教育。
(インクルーシブ教育)
「誰もが違う」…
確かに!
あの場所に
『普通』の人は居らず
納得でした。
特別支援を受けれる対象は
身体的・知的・発達における障がいが
全体の10%
他を締めるのは
問題行動、非行
いじめ、不登校
経済的問題
虐待
外国人(言葉がわからない)
天才
特別支援とは
障がいにこだわったことではない。
学校には、子どもたちが困っていることがあれば
できる範囲で対応することが求められている。
(保護者は学校に『合理的配慮』の申請ができる。)
保護者や本人からの情報、申請が必要
そのことが保護者に知られていない!
さらに
子どもが困っている問題の本質に
保護者が気づいていない!
または
親は気づいても
祖父母が特別支援に対する抵抗が大きい。
それにより
子どもが適切な支援を受けられない。
この状態では
わからない→違うことをする→叱られる
成功体験の少なさから
自己肯定感が低下
楽しくない→学習困難→不登校→
対人行動困難→衝動的暴言・暴力
など二次被害に及び
できる時、できない時の差が激しく
しつけの問題とも勘違いされやすく
保護者だけでは解決できない問題に。
支援を受ければ
わかる→できる→褒められる
学校って楽しい!に。
親、養育者、地域の人、周りの人が
特別支援について知り
利用するのが
当たり前になれば
子どもが困らない。
違っていることは
恥ずかしいことではない。
『普通』なんてひとそれぞれ。
みんな違う。
みんな違ってみんないい。
『普通』じゃないかも?
そう思ったのは
当たり前のことだったのかも。
私はどう?
我が子は?
他人事でなく、自分のこととして考えてみる。
知識や理解を持つ人が増えれば…
知っていれば子どもが幸せになる…
ぜひ保護者や地域の皆さんに
知っていただきたい!
そう仰る言葉に
強い願いを感じました。
沢山の方に
ぜひ知っていただきたいです✨