実りある日日に🌱

2008年からステップファミリー🏡当時5歳の男の子の継母に。 セメント3人(👱‍♀️👩👦)を出産し6人家族になりました。 思い描いていた生活とは真逆な現実に速攻打ちのめされましたが、 パートナーにも身内にも誰にも相談できず、八方塞がりで、 約10年悩みの泥沼に足をとられ、 もがくほどに落ち込んでいっていました。 でも… Active・Parenting(AP)や選択理論から 『大切な考え方』と『効果的な方法』を知ってから変化し始めました。 うまくいかなかった理由、自分の思

我が家はステップファミリー🏡 大変だったのは子育てが『血の繋がりがないから』『子育てが手探りで始まったから」だけじゃなかった。 気づいて、自分に向き合って、やってみたら変わりだし ・・・今、実りある日々に感謝しています💐  ”家族みんなが心地よく、幸せを感じて過ごせるように、心を置き去りにしないで今の気持ちを大切にしたい” アクティブ・ペアレンティング(AP) 〜より良い親子関係講座〜 をお届けしています🌿 

見えない・知らない・動けない… 不安が教えてくれたこと

あの虫垂炎から…
なぜだか救急車にお世話になっています^^;

 

アドラー心理学をベースにした
アクティブ・ペアレンティング(AP)
より良い親子関係講座をしています。


APジャパン認定トレーナー
M-STEP認定カウンセラー🌈あないのりえです。

 

 


11日月曜の朝
不思議なほどの着信履歴に気づくと(音を消していました)
それは夫さんの交通事故の連絡でした。

今は退院日程が決まり、
こうして振り返りブログを書けることに感謝します。

 

今回の事故ではいろんな思いが廻りました。

まず、事故はいきなりやってくるのでなぜ?!とびっくり
頭の中が真っ白に。

救急隊員と連絡が取れていた長男さんは
病院から連絡が入ったから向かうという。

私は話を聞くだけしかできずお願いするのみ。
一旦電話を切って
またかけて
携帯の充電器やバッテリーと持参して連絡がつくように
何かの手続きがあるかもしれないから印鑑も持参してとお願いしました。

 

私には
できることがない無念さ

何にもわからないことからの不安


はじめは漠然となんだかまだ半信半疑だけれど
時折もくもくと波が押し寄せてくる感じだったような気がします。


今どんな状態なのか、どんな状況だったのか…
考えれば最悪の事態が思い浮かばれます。

そのうちに気づいた見慣れない電話番号にコールしてみると
救急隊員の携帯電話でした。


もう夫さんを病院に搬送し終わり
ひと息ついた帰りのような電話口で

その方の知る事故の状況と
夫さんの状態を教えてくれました。

話はできる状態だった
首が痛むと言っていた
左手中指は骨折か?
自転車のフレームは折れていた
自転車と左折車の巻き込み事故でした。

首の怪我が気になりました。


私に繋がらなかった後からは長男さんに連絡が行き
近くに住むことと成人しているのもあって
長男さんがその後のやり取りをすることに

救急隊員、病院全ての連絡は長男さんへ。


長男さんが近くにいてくれて
動けるという頼もしい存在にはとても感謝もありながら
ぽっかり穴の空いたような気持ちがありました。



何もできることのない虚しさ


さらには塩を塗りこまれるようにやってきた
何も教えてもらえないことからの不満

救急隊員が教えてくれた病院に電話をかけたのですが
個人情報の観点から…と
電話口では詳しいことは何も教えてくれません。
わかったのは一命を取り留めていることだけ。

それは本当に良かった!!!
でも、ちょっと知ったら、もっと知りたくなるもので…


「長男さんが来られた際に対面でお話を」…に


わかる。わかるけど…

確かに電話口の私が配偶者だとか家族だとか証明しようもないし…

長男さんが医師の説明を受ける際に、電話で繋がるのを了承してくださり
私も説明を聞くことができました。


なんとなく見えてきた感じ
ちょっと視界が明るくなった。


その後は第一連絡者を私に変えてもらっていたのですが
やはり長男さんに連絡が届いていたり

そのやり取りの際に「ともえさんですか?」と名前を間違われたり


なんだか上手くいかないことばかりで
イライラが!!!


そのうち主人がそう指示してるのか?という疑念まで沸いてくる💦



結局、やっと集中治療室から一般病棟に移った際に
主人から心配かけてごめんのメッセージと
昼食の写真
FaceTime で首が固定されてるけれど他は元気な姿を見せてもらったら
どっと安心感が…

 

 

はぁ…
振り返って思うこと。。。


見えない・知らない・動けないってとっても不安になったり惨めになったり悲しくなったり…マイナス感情充満しまくる!!!


見える・わかる・できることがあるって、生きてる感じがあって、役立つことができていて、自分に自信もつく!!!元気でる!!

 

動けるってありがたい!!!
できることがあるって幸せ!!!



ともするとどっぷり浸かってしまいそうな
マイナス感情に気づいた時にやってみたこと

●自分にどうにかできるものか できないものか分けて考える

●自分にできることはやって できないことはできる人に託す

 

●自分にできることがやれたら褒め称える

●とっても悲しい思いや悔しい思いを無かったことにしないで悲しくなるよね!!腹立たしいよね!!と自分に語りかける


●それでもなかなか手放せない思いは吐き出す
 聴いてくれた長男さん、姉、お義母さんに感謝


自分でよくやったと思うこと!←誰も褒めてくれなかったけど自己満足👍

事故から病院搬送までの状況・会社・警察署・保険屋さん・自転車を預かってくれている事故現場付近の会社などとのやり取りの内容、長男さんと病院のやりとり、診察の結果、今後の必要な手続きについて…などなど 事故の知らせから現在までを

夫さん、長男さん、私の3人のグループに履歴を追記していったこと。

事故から5日間集中治療室にいて外の世界と断絶されていた夫さんが
浦島太郎状態にならないように
流れを知って安心できるように
元気になった時にスムーズに引き継ぎできるように

夫さんがひき逃げされたと勘違いしていることがわかった時には
真相を警察に確認後病院に連絡し、ひき逃げではなく当事者が救急まで要請してくれていたと夫さんに伝言をお願いしました。

ひき逃げされた…なんて思っていたら悲しくなるし悔しくなるし
間違った認識で傷つけ合うことのないように真相を知らせる必要を感じました。

家族間のコミュニケーションの薄さ!(…というか夫さんと家族の間の)
という…最大の課題をまじまじと感じたり

長男さんの素晴らしい成長っぷりに感心したり
価値観を話し合う機会をいただき

お義母さんともまた親身な話ができて
これからの家族生活に向けて励まされたのでした。


うまくいかないこともたくさんたくさんありますが
しっかりやってることもあるし
しっかり繋がってきた関係性もある
できてるところに目を向けながら
自分を知って
ありたい自分、居りたい環境へと
整えていく・近づいていく・前を向いていく

安心は自分で手にできるもの

 

不安が教えてくれたこと

 

マイナス感情にとっても気づきやすいステップファミリー
実はいくらでも前に向かっていくチャンスが眠っています。

この不安たち…
私が継親になってすぐに感じたものとそっくりでした。

母親になったのに母親じゃない
…生みの親ではないし、育ての親としては義母という大きな存在がありました

妻になったのに妻じゃない
…死別再婚でした。夫さんにとっては2番目2回目の結婚。私にとっては初めての結婚。
わかっていたのに辛かった遺影や綺麗に飾られたお花。

ここには私の居場所がない
…他県から来て誰も知る人もなく頼れる人も居ないのに…

私はいったい何者か?
…存在価値までどんどん下がっていくのでした。

毎日そこに居るだけで精一杯の日々
誰かに頼る元気もない
朝が来るのが怖く
眠れば夢でうなされる
生きた心地のしなかった日々

そんな時期が長く長くありましたが
今は違います。




目の前のいろんな問題に
自分の気持ちに
しっかり向き合って

 

解決していく元気と力を蓄えてきました。


辛い状況からは抜け出せます
もっと幸せに近づけます
ご自身の手で
心地よい環境を思い描いて実現に…

M-STEPや個人でステップファミリー のサポートに携わるなかでAPや選択理論を軸に私自身が学び得られた考え方やスキル、喜びや感謝も覚えたこの数日間でした。


頚椎の3番目付近の骨折だけれど 
大きな神経からは離れていたので大事に至っていないという
たぶんあり得ないくらい軽く収まった怪我…

感謝