見たくないことから見えたもの
気になっていた
『すずめの戸締り』がお帰り上映とかで
再び観れる情報を得たことから
長女さんの実力テスト終了を待って
先日は学校帰りの子どもたちと弾丸映画Time
長女さんをピックアップ時
かなり楽しみなのがわかる満面の笑み
普段の冷ややかさはない思春期女子(笑)
ちょっと遠い場所まで1時間を見越して出向く夜のお出かけに、
気になっていた映画を観れることに
ワクワクしないわけもなく
喜ぶ姿を見るのは嬉しくなる。
ちょっと気持ち悪い絵もあり ←長くてウニョウニョしてるのが苦手
子どもたちの感想はどうかな〜と訊ねてみると
ウニョウニョ以外に出てきた次女さんの感想
『女の人が急に怖い顔になって言った時のシーンが嫌だった』
なるほど…
自分でも自分が嫌にもなってしまうような
もしかしたら醜さをも感じてしまうような
隠された考えや思いが表にでたようなシーンでした。
私は女性の発言から
そんな思いがありつつも、それでも必死に相手のことを思って生きてきたことを思わされました。
自分にもある醜さを思い
胸の締め付けられる思いと
頷ける思いと
次女さんにとって悲しい言葉に感じたような内容は
私も抱いたことがあることが思い出され
自分を攻めるでもなく正当化するでもなくグレーなものが漂い
そして今に立ち戻ったのでした。
これまでの人生いろいろありました。
あまり見たくないことではあるでしょうが
醜いような心をもってしまうこと…あると思うのです。
でも思うこと感じることと
実際に攻撃したり傷つけるのとは違いがあるし
さらにはそこから
平和に解決にいたるためのものを見つけることができたなら
もっといいのではないでしょうか。
隠しておきたくなるような心 母ももってました…
今だって時々顔を出します…
密かにつぶやいたのでした。
どんな感情も悪くありません。
その感情をどう対処するかが大切。
その先は選べるのです。
映画の中で女性は素直に謝りつつ
それが全てではないことも伝えていました。
そう…醜いような部分だけではないもの…
素敵な女性でした。