幾つになっても大切なもの - 実りある日日に🌱

今日は、APを学ぶ仲間の会主催のAP講座
第3章『勇気ある子どもに育てる』でした。

アドラー心理学をベースにした
アクティブ・ペアレンティング（AP）
より良い親子関係講座をしています。

APジャパン認定トレーナー
M-STEP認定カウンセラー🌈あないのりえです。

今期の受講生さんは30代〜70歳前後の方…と年齢が幅広く、
お孫さんのいらっしゃる方
独身の成人のお子さんがいらっしゃる方
お子さんはいないけれど、お仕事で子どもたちと関わる方
これからボランティア活動で役立てたい方

…といろんな方がいらっしゃいます。

APでは『勇気づけ』の関わりを大事にしていますが
日常の中でやりがちなのは『勇気くじき』

『勇気くじき』『勇気づけ』の分かち合いをしました。

気づいたことは

・発した本人は『勇気くじき』したことに気づいていない
・『勇気くじき』となる発言をしたことも覚えていない

一方
・された方は、ずっと心の奥底に残っている
・自分はダメなんだ…と自分で自分にレッテルを貼ってしまうことに陥る

でも…

人間は単に生存するだけでなく
精神的、知的、社会的、心理的な面で
自己を成長させていくという能力をもっている（APテキストより）

「だから…私は〇〇することに決めました」
「だから私は〇〇はしませんでした」

されるがままではなく
そこに自分の意思をもって判断し
自分のやり方を選びとって生きている。

何が起こっても
どんな状況にあっても
進む道は自分で選択できるのです。

でも実は『選択』が難しい場合があります。

自分に自信がない
自分がどうしたいのかわからない
周りが気になる

勇気がくじかれている…
いわゆる自分を信じる力が持てないでいる状態です。

『自己を成長させていくという能力を持っている』にもかかわらず
本来の力が発揮できなくなっているときです。

すると…
何かをしよう！という意欲や発想すらなくなることがあるのです。

APでは『勇気づけ』によって
自分を信じる力…
自己肯定感・自尊感情といったセルフエスティームを育み『勇気』を持つことができます。

ある目的のために多少のリスクを冒しても行動に起こせる『勇気』

講座の中で、ご自身の経験やその時の気持ちを言葉にして表すことができることもまた、勇気あってのこと。

そして記憶を一歩離れたところから振り返ることは
冷静に客観的にご自身を観ることができ
また当時の気持ちを自分で再度理解できたとき
スッと手放せることがあります。
これも勇気によって得られた…といえます。

なにかが出来る、動ける、行動一つ一つに勇気が絡んできます。

起きている間はずっと　行動の選択をしています。
元気に選択できることって
生き生きと過ごすことにつながります。

感想の中には
「もっと早くAPに出会いたかった」という声もありました。

『自分の子育てのやり方が間違っていた』
『自分に必要だった』
いづれにせよ

幾つになっても生きている限り大事な『自分を信じる力（セルフエスティーム）』と感じました。

私たちのもつ本来の能力
『自分を信じる力』を育むことは
子どもたちへの大切な贈り物のように感じます。

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