もう直ぐ帰宅時間かな?というころに
先生から電話がありました。
クラス全体に向けて
自分だけじゃなくて周りの子も楽しい気持ちで過ごせるように
帰り道も気をつけようねと伝えたことと
明日の朝も確認してくださるとのことでした。
「宿題忘れを指摘しました」…という先生からのお土産話にニンマリしながら
洗濯物を取り込もうとデッキにでると
次男くんの帰ってくる姿を発見。
おかえり〜!!という声かけに
ハッ!‼︎と反応したのが見れました。
ただいま!っと笑顔で走り寄り
開口いちばん、「先生から連絡あった?」と訊ねてきました。
連絡あったよ〜と伝えるとなんだか嬉しそう。
帰ったらランドセルを放置して
手も洗わずにおやつを食べようとして
「まず手洗いー!」
いつもの感じがもどりました。
あのホッとした感じを見ると
安心したのが見て取れました。
先生に気にしていただけ
家庭でも気にできるサンドイッチみたいな感じが
守られてる感あるんだろうなとありがたい思いでした。
話を聞くと
その日はいつもと違うお友達と帰ってきたようで
特にトラブルはなく
学校でもトイレはよくいったけど大丈夫だったそうで
おやつをバクバク食べていました。
いつもの感じでした。
今回の「学校行きたくない」問題。
これまで、子どもも『子どもの社会でいろいろ揉まれながら頑張っている…よくやってる!』と思ってはいましたが
『できてる視点』で見ていたことに気づきました。
その頑張りが我慢の上にあったとわかり、本当にきついだろうと『困っている視点』でみたら
もっと必死に考える機会になりました。
まずは帰宅を温かく迎えよう💡
「何でこんな目に?ひどいやん?
いや…僕もちょろっとはやり返したけどさ!」
次男くんは何にも言わないタイプではないようです。
明らかにおかしい
そんなの変だ
思っているから意見する子もいれば
思っていても意見できない子もいます。
次男くんは意見も言うし、
なんなら先生にも
私にも言える方なのだと思います。
だから不満のガス抜きはちょっとはできていたとは思いますが
学校生活って週に5日
毎日顔をあわせるお友達との度重なるトラブルは
考えて見たら精神的にキツイです。
抜いても抜いても抜ききれなかったガスが溜まり続けることもあります。
溜まったガスは今回体調にでてきました。
そして『学校に行きたくない』言葉でもでてきたのでわかりやすかったのですが
言葉にでないこともあります。
出せない子もいれば、自分の気持ちに気づいていない子もいます。
(自分の気持ちに気づいていなかった私は知らない間に我慢できてしまっていて
ガスが溜まり続けた派でした…学校ではなく家庭内ででしたが)
でも子どもってまた不思議で!
やめてもらえない悔しい思いを抱いてるから
もう遊ばないかと思えば
そんなこと、無いのです。
こういうところ嫌だな
でも
こういうところ楽しいな
うまくいくこと、いかないこと
違いに悩み、違いに笑って
で、離れはしない!!!見放さない!!!
翌日はAくんとも一緒に帰り
他のお友達にからかわれたAくんをかばって
言い返してやったそうです。
なんやかんやいっても子どもって
どんなお友達ともうまくやっていく本能が備わっているのかもしれません。
いろんなやりとりから人間関係を学んでいるのがわかります。
でも大人だって難しい人間関係…
なにせ子どもなので、上手に気持ちを整理したり、言葉に出して伝えることは難しいです。やりとりの中でうまくバランスがとれなくて折れてしまうこともあるのをうまく調整してあげるサポートは大事だなと実感でした。
とともに
話をしっかり聞いてあげるだけでも
いいガス抜きになることも実体験できました。
そしてまさに問題を抱えた相手をサポートするコミュニケーションを学ぶ…
『AP講座 第5章』をお伝えしている真っ最中の出来事だっただけに
意識が一層向かいました。グッジョブ!
学校のことは先生に力を貸していただけることになったので
安心のサンドイッチしていこうと思います。